ドピカーン観音寺2009夏プログラム5日目。
今日は、佐々氏のワークショップ「サバイバルに挑戦」の日。
朝、子どもたちが、佐々氏の作品の周りに集まってきました。公開期間当初から、佐々氏と交流を持っていた子どもたち。今日のワークショップをとても楽しみにしていた様子。
「ささ〜、今日何するん?」
そんな子どもたちの前に、突如現れた巨大魚。
「ぎゃー!」
ここから、佐々氏と巨大魚の格闘が始まります。
池の中でバタツク巨大魚に、手作りの釣り竿で戦いを挑む一本勝負。
エサをくえた巨大魚は、引きが強くてなかなか釣り上げることができません。
ならば素手でつかみ取る佐々氏。
子どもたちの声援を受けて、みごと巨大魚をゲット!!
・・・と、いうことで、今日はみんなで海に出かけ獲物をゲットしようというのがテーマです。え〜つまりその為のデモンストレーションですね。
さっそく、みんなを集めてミーティング。
魚や貝、蟹等、海の生き物をゲットする為には、いったいどんな道具が必要なのか、話し合いです。
「釣り竿!」
「網!」
「モリ!」
いろいろな意見が出た中で、自分が創ってみたいものは何かな?
自分の作りたいものが決まったら、早速道具を作ってみよう!
佐々氏が用意した材料は、どこにでもある棒切れや、角材、竹竿、針金等。
そこから、これというものを自分で選んで、釣り竿や網を作っていきます。
これは・・・モリかな?
午前中から、お昼過ぎまで、道具作り。
道具ができたらいざ有明浜へ!
早速、佐々氏と一緒に釣りをしたり、潜ったり。
これで何も捕れなかったら今日の晩飯にありつけないと言わんばかりのぶり真剣さ。あきることなく、手に変え品を変え、魚介類をゲットしていきます。
何が捕れたかな?
約3時間、夕暮れ近くまで海と格闘したハンター達。
その成果は・・・ジャーン!大量の蟹と、魚が6匹、クラゲが1匹。大満足の成果です。
でも一番はしゃいでいたのは佐々氏かな?
さぁそれでは、街に戻って、みんなでみそ汁を作りましょう!
釣った魚をさばいて、蟹でだしをとった鍋にぶち込んで・・・。
子ども達は、自分の捕った獲物が料理になることが楽しくてしょうがない様子。
頂きま〜ス!
とってもおいしいお味噌汁。
あっという間に空っぽです。
今回の佐々氏のワークショップは、現在、展示している作品「○○の為のサバイバル」とリンクしつつも、また一味違った「生活」を体感する活動でした。
佐々氏丸一日お疲れさまでした!
明日は、船隠氏によるワークショップ「いろんな絵の具で絵を描こう!」を実施します。こちらもご期待ください!