ドピカーン観音寺第一期目の3日目。
本日は、ドピカーン観音寺2008 創ろう!街のアートステーション“とんしょキッチン計画”の会場となった、「旧東分団屯所」のご紹介をしたいと思います。
旧東分団屯所(以下屯所)は柳町通り商店街のほぼ真ん中に位置しています。商店街のメインロードには面していませんが、市街地を訪れる方が駐車する商業センターが隣にあるため、人の流れが意外と多い場所です。
屯所とは人が屯(たむろ)する所という意で、この旧東分団屯所は、観音寺市消防団の詰め所となっていました。かつてこの屯所に35名ほどの消防団員が在籍していたそうです。
今回この屯所がアートステーションとなったのは、観音寺消防団の統廃合に伴い、この旧東分団屯所が空家となったため、この場所がドピカンの候補にあがったのです。
それでは旧東分団屯所をご案内します。
おそらく消防車を停めてあったのであろうこの1階部分。何故か奥のスペースだけ土壁仕様です。
次に2階のご紹介。
2階に行くために1階のドアから一旦外に出ます。
ここにトイレと水場があります。掃除をして大分きれいになりました。
とんしょキッチン計画では2階部分も同じくリノベーションを行います。
現在2階はとんしょキッチンの事務スペース、そしてDRIVE HOMEの岡和田さんの宿泊スペースにもなっています。16畳の広々としたスペースにと別に、流しも付いていて生活するには十分快適なお部屋です。
DRIVE HOMEが制作した、シンプルで機能的な収納付き事務机です。
そして最後にこの背の高い大きな鉄塔。正式名称は火見櫓というそうです。
かつてはこの火見櫓に登って火災の見回りを行っていたのでしょう。
私(福村)は高い所が苦手なため、ルカのご協力で火見櫓に登ってもらいました。
以下ルカ撮影、柳町通り商店街の旧東分団屯所から眺めた観音寺の街並みです。
この屯所は街の人に聞くと建てられて50年は経ってるんじゃないかとのこと。
そのため塗装が剥げていたり建て付けが悪くなっていたりする部分はありますが、非常にシンプルな建物なので、手の加えようがある面白い空間です。
今回の第一期では屯所の1階と、菜園となる空間をリノベーションしていく予定です。
この屯所がどのような「アートステーション=交流の場」になっていくのか、引き続き当ブログで報告していきます!どうぞお楽しみに。(福村)