ドピカーン観音寺2011で開催するイベントを一週間後にひかえ、アーティスト&コーディネートスタッフが観音寺に集結しました。
今年は、試行錯誤の末、イベント期間を毎年行なってきた夏期ではなく、秋期に移行し、新たなチャレンジを行ないます!
それは、ドピカーン観音寺関係者の悲願でもあったまち歩きとの本格的なコラボレーション。
しかも、アーティストのOMOCi(梶高慎輔・果代)の提案により、夜のまちにスポットを当てた、「よるのまち歩き」を展開することになったのです。
さて、今年の春から何度か取材を重ね、本番を前に観音寺入りしたOMOCiの二人は、これまでの調査の復習の意味も含めて、まち歩きを開始。
やはり古民家が気になるようです。
今回は、新しいまち歩きルートを開拓し、5〜6カ所程度のポイントに映像作品を投影したり、街頭を装飾するなど街全体を作品化する試み。
観音寺の中心市街地には、たくさんの日本家屋が残っており、情緒満点!
ただ、よるのまち歩きでどのような活用ができるのか・・・
ベースキャンプとなる屯所キッチンにもどり、今度は生活空間を整えます。
滞在制作を充実させるべくお掃除もきっちり!
久々に磨きがかかって蘇る屯所キッチン。
掃除を終えて、制作、制作。
梶高氏は、映像編集、みどりさんこと果代さんは、街頭の装飾に使うモビールづくり。
そして、材料の買い出し。
布・・・ですかね。
慌ただしく動き回る二人に、助っ人登場!
昨年のドピカーンに参加してくれていた子どもたちがお手伝いにきてくれました!!
頼もしいやらうれしいやらで、OMOCiのテンションは最高潮!
ワークショップで使う屋台のペンキ塗りを暗くなるまでやりきりました!!
暗くなっても彼らの活動は終わりません。
いやむしろ今回は、暗くなってからが勝負!
さっそく、映像を投影するポイントである「生徳旅館」へ。
昭和天皇が戦後の慰問で全国各地を巡回していたおりに、この「生徳旅館」にお泊まりになったとか。
創業80年以上の重厚な趣のある日本家屋。
ここをお借りし、映像を投影します。
夜は、ドピカーン観音寺恒例の実行委員会メンバーとの打ち合わせという名の飲み会。
こうした地元の方々とアーティストの交流がじっくりできるのも滞在型のプロジェクトの大切なポイントです。
さて、明日はどのような出会いがあるのか?
よるのまち歩き〜よるしるべ〜は、どのような展開になっていくのか。
ご期待ください!!